意識

自我とは「頭の中に作られた“仮想空間”」

ジュリアン・ジェインズの二分心とは?ジュリアン・ジェインズは、左半球→ 言語・行動実行右半球→ 命令・神の声のような形で、古代人の脳は“二人構造”的に働いていたと仮説を立てる。つまり、現代人:「自分で考える」古代人:「神に命令される」という...
癒し

子どもは“感情を感じても関係が壊れない”という安全感の中で成熟していく

こちらの記事のつづき「感情を感じること」ではなく「感情を感じても安全」という体験子どもは、“感情を感じても関係が壊れない”という安全感の中で成熟していく。子どもの健全な発達には「 愛着・遊び・自由な相互交流 」という“人間らしい環境”が不可...
癒し

「親だけの責任ではない」トラウマ形成には社会全体の環境条件がある。

参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition)Gabor Maté MD(著)「妊娠・出産・子育ては、母親...
癒し

「正常」が病的かもしれない/現代の “normal” は、人間という種の進化的ニーズから見ると著しく逸脱している

参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition)  Gabor Maté MD  (著)現代文化は人間発達を...
癒し

魅力的であろうとする理由(本当の自分が消えていくプロセス)

参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition)Gabor Maté MD(著)「人は“愛されること”を優先...
癒し

「感情抑圧/感情を抑える文化」が神経系・免疫系に生理的負荷を与える

参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition)Gabor Maté MD(著)「“いい人”であるために本音...
癒し

病気との向き合い方として、“戦争モデル”は本当に適切なのか?

参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition)Gabor Maté MD(著)「病気は“敵”ではなく、人生...
癒し

自律神経的なシュワシュワについて(フリーズ解除時の放電・再循環)

右脳回帰的な身体サインとして「シュワシュワ」という体感について言及されることがあります。微細な振動感粒子感泡立つような感覚電気っぽい流れ身体や感情が“溶ける”感じこれを自律神経的な観点からみてみるとフリーズ解除時の「放電・再循環」神経系に“...
癒し

炎症は“感情の反乱”である(反逆する免疫システムの謎)

参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition)Gabor Maté MD(著)もし私たちの社会が、人生最初...
癒し

遺伝子は運命の設計図ではない(エピジェネティクス)

もし私たちの社会が、人生最初期における子どもの感情的なつながりの重要性を本当に理解していたなら、子どもたちが苦しみながら成長したり、親たちが健全な成長を育めない状況の中で苦闘することを、もはや当然のこととして受け入れはしないだろう。— St...
癒し

いま、どの神経系モード?

Aタイプ|交感神経優位(アクセル型)「止まれない神経系」▶ こんな感じある?常に急いでる感じ休んでも休まらない頭が止まらない不安で考え続けるイライラしやすい締切やプレッシャーで動く疲れてるのに動ける人に気を張る音や気配に敏感胃がキュッとなる...
癒し

「病は気から」の科学的根拠:精神神経免疫学(psychoneuroimmunology)

参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition)Gabor Maté MD(著)「病は気から」の科学的根拠現...
ワーク

感情解放ワーク「少し触れる → 少し出す → すぐ戻る」

「感情を爆発させるんじゃなく“安全に触れて流す”」無理に出さない、深掘りしない「感じていい範囲で、少し出す」①感情に気づく(30秒)「いまのかんじ感覚……オノマトペ」よくわからない……もOK(わからない……という感覚のひとつ)そのかんじをオ...
癒し

「なぜ、世界がしんどく見えるのか?」トラウマをどう捉えるかで未来が変わる

トラウマとは“刺激と反応の間”を奪う本来の人間には反応の柔軟性(response flexibility)がある刺激 → ひと呼吸 → 選べるどう反応するか選択できる状況に応じて変えられるトラウマがあると刺激 → 即反応(自動)キレる落ちる...
ワーク

好き・嫌いの感覚を取り戻す「gut feeling 回復ワーク」

ワーク動画はこちら「正解を探すのをやめて、“ほんの小さい違和感”に気づく」gut feeling=直感は“探すもの”じゃなくて“静かにすると戻ってくるもの”⚪︎ はっきり感じられなくてもいい ⚪︎ 正しく答えようとしなくていい“1ミリの違い...
癒し

自分を後回しにして環境に合わせすぎる「過剰適応3タイプ」

過剰適応とは?「自分を後回しにして、環境に合わせすぎることで“うまく生きようとしている状態”」本来の感情・欲求・境界を抑えて“安全に生きるために学習された、最適化された反応パターン”なぜ「過剰適応」が起きるか?たとえば、子どもの頃嫌われたく...
書籍

身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価

「言えなかった“NO”は、身体が代わりに言うようになる」ストレスやトラウマ感情の抑圧(怒り・悲しみ・本音)病気(特に自己免疫疾患・慢性疾患)これらがバラバラじゃなくてぜんぶ“つながっている”「いやだ!」「ノー!」と言わなければ、結局、身体が...
PNSE・悟り

悟りで「ゾンビ化」しないためのワーク

イマココは“特別な状態”じゃなく“デフォルト状態”無理に作るものではなく、もともとここにあるもの覚醒とは到達するものではなく、ずーーっと、ふつーーに、もともと「あったこれ」を思い出すだけ「新しくなるんじゃなく、戻るだけ」そして、「なろう」と...
癒し

外を見るだけでトラウマ反応が弱まる

トラウマがある状態は見る聞く感じるといったいまこことの接続(環境との接続) が弱くなっています。回復すると起きること神経系が回復してくると自然に外に注意が向く腹側迷走神経がONになっているサイン例えば周りを見る人を見る音を聞くこれは健康な神...
癒し

癒し後の違和感フェーズの過ごし方

癒しが進んできて、心身が安定してくると静けさが“日常の新しい基準”になる過程で起きてくる変化安定していることが「当たり前になる」戻りが早くなる等の変化がかんじられて安定に慣れてきたときに起きる違和感(identity shift)がでること...
未分類

思考 → 身体感覚という癒し(tracking /身体感覚を追っていくこと)

トラウマ反応のループ反応は、思考 / イメージ↓身体反応(心拍・緊張・胃の不快)↓「やばい」という思考↓さらに身体反応↓さらに思考つまり思考 → 身体 → 思考 → 身体 のループです。例「また失敗するかも」↓胸が締めつけ↓「やっぱりダメだ...
癒し

3年間で12回追突事故…トラウマが起こす再演

人は無意識にそのパターンを再演するトラウマは行動人間関係事故身体症状などで「再演」されることがある。トラウマの再演は個人に合わせて起きる元の出来事と驚くほど一致する理屈では説明しにくいつまり無意識の神経系パターンが状況を引き寄せる。この再演...
PNSE・悟り

分離感とは? = 身体の収縮

たとえば人格タイプ=性格ではなく「身体の収縮パターン」という見方です。トラウマ体験↓身体が収縮する↓その収縮が長期化↓行動・思考パターンになる(それが人格、キャラクターにみえる)身体構造内部感覚上半身・頭の緊張コントロール身体から離れる空虚...
PNSE・悟り

トラウマが解放される4パターン(地層、波、ドミノ、瞬間ブレイク)

トラウマなどの未消化なエネルギーが解放されるプロセスにもいくつかあります。多くのトラウマ療法は小さく↓ゆっくり↓繰り返しを基本にしています。以下、安全な順番ですタイプ解放のスピード起き方きっかけ特徴向いている人① 地層型非常にゆっくり気づか...
PNSE・悟り

スピリチュアルとトラウマ「身体を避ける理由」

覚醒しても人間であることは続くトラウマがあると人は自分自身を収縮させます。重度トラウマでは身体から離れて自分を外から見ることもあります。この状態で「わたしはいない/わたしは生まれてもいない」というような教えを使うと解離をさらに強めることがあ...
PNSE・悟り

思考円の外に出たあと、どこに住むか。

関連記事思考円の外にでたあとに起きる「3つのパターン」です1️⃣ 解離(背側迷走神経優位)パターン思考の外に出たあと身体に戻らない場合思考↓思考の外↓身体から離れる体験空っぽ遠い現実感が薄い感情が感じにくい身体感覚が弱い上半身に意識が偏る足...
ワーク

足裏境界ワーク(神経系グランディング・シリーズ)

母趾球、かかと、足の外側。足裏の輪郭を順に感じて、床を少し踏む。すると、少しずつ「いまここ」に戻りやすくなります。足元から「いまここ」に戻るワークです。こんなときにBorders・境界を育てる日常的なワークとして落ち着きたいとき、ひと呼吸つ...
ワーク

セルフハグ&手のひら境界ワーク(神経系グランディング・シリーズ)

ワーク動画Borders /安心の境界を立ち上げるワーク おすすめタイミングBorders・境界を育てる日常的なワークとして人と会う前:先に境界を立ち上げたいとき会った直後:相手の気配を自分から戻したいとき会話中:近い・圧がある・飲まれそう...
PNSE・悟り

十牛図でみる3つの悟り停滞ポイント

十牛図✖️神経系シリーズ5図は制御で、8図は空で、9図は自然で落ち着きやすい。そこから10図へ進むには、身体・関係・役割を含んだ統合的再接続です。十牛図は一見「10段階の一本道」に見えますが、実際には途中に3つの分岐・停滞点があります。探求...
PNSE・悟り

コミュニケーション × 十牛図

十牛図✖️神経系シリーズ十牛図状態愛着1〜3探求期防衛強い4〜6探求期/自我揺らぐ防衛有り7空体験防衛まだ残る8空安定防衛減っていく9身体回帰防衛ほぼ消える(腹側迷走神経に比例)10統合防衛出ない悟り = 完成、ゴール と思われていますがで...
PNSE・悟り

なぜ「悟りへの憧れ」が身体回帰を止めるのか?

十牛図✖️神経系シリーズ8図までは「悟り/空への憧れ」で進める。9図から先に必要なのは「受肉への同意」である。なぜ悟りを神聖化したり、上に置くと、そこから先の統合(身体回帰)を邪魔してしまうのか?1. 悟りが“上”に置かれるから悟りに夢をも...
癒し

「感じきらなくても、癒される」の理由

癒しは「感じきること」で起きるのではなく、神経系が「安全になること」で自然に起きる。上手い人ほど・ 浅く・ ゆっくり・ 小さくでも確実に変わる(=ミニマム有効量)よく癒しのメソッドで感情を「感じきる」というキーワードがでてくることがあります...
PNSE・悟り

悟り=神経的容量拡張(人類という生き物に起きている進化のハナシ)

悟り=神経的容量拡張とはあらゆる体験に対して崩れず/固まらず/飛ばずに、それらが“通って”いく状態のこと。というより、もっと正確に表現してみると、人間という生き物の身体がその進化のために、さまざまな体験を「通そう」としているプロセスここでの...
PNSE・悟り

ワンネスと「背側迷走神経の溶け」の違い

たとえば境界(Borders)が薄いと・ 背側優位的ワンネス体験 = 背側迷走神経寄りの「離脱」・ 自我の薄さ/自己境界の薄さ・  解離的「自分はいない」のどれか(またはミックス)で起きやすい。それは腹側の「静けさ」というより背側寄りの「溶...
ワーク

交感神経が前に出すぎている日の整え方

「落ち着かない」「いつも気にならないことが気になる」「イライラする」こういう日は、交感神経が前に出すぎているサインかもしれません。交感神経はダメじゃありません。本来は動いたり守ったりするための大事な機能です。ただ、前に出たままになると、頭と...
身体

「足す」じゃなくて消耗要因を止める(副腎疲労 × 陰虚)

「副腎疲労」は正式な医学診断名ではありません。長期間のストレスによって副腎が“疲れた”状態を説明するために広まった概念。慢性ストレス だるさ 朝起きづらい 午後に落ちる 甘いもの欲する カフェイン依存 風邪を引きやすいこれを東洋医学な表現に...
身体

瞑想とも関係してくる……健全な「背側迷走神経」とは?

背側迷走神経(ポリヴェーガル理論でいう副交感神経のひとつ)「気分が落ちる、シャットダウン、フリーズ」などへの消極的なイメージもありますが、そもそも背側迷走に入るメリット(本来の機能)① 命を守る最終防御強いストレスや脅威のとき、戦う(交感)...
動画

背側迷走神経に入りやすい人の「冬のうつっぽさ」年間対策

動画記事寒い季節になると毎年落ち込みがち……そんなメンタルリズムについて自律神経の視点で整理してみます。医学的には季節性情動障害(SAD)と呼ばれている。冬に症状が出て春〜夏に軽くなる。副交感神経(とくに背側迷走神経)優位が長く続く状態季節...
ワーク

睡眠の質を上げる🌙夜の30秒神経系リセット

ワーク動画夜にできる30秒・神経系リセットあたたかかったり寒かったり、気温差や環境の変化で、自律神経が知らないうちに、がんばりがち。そのため、日中だけじゃなく夜の質が落ちやすい季節です。ベッドに入ってから頭が動き出す眠いのに眠れない眠っても...
ワーク

痛みや不快感への「注目習慣」をほどくワーク

ワーク動画もっと楽になりたい……から ソレを気にし続けている その「注目しつづけている習慣」に気づいてみます もしかしたら、その不快さ以上に…… ソレに注目・気にし続けていることが 不快さや生きづらさ 「そのもの」かもしれませんそのことに(...
気づき

ニーズを感じ → 応答 → 境界が育つ

反応は悪ではない。「ここ、まだ癒されてないよ」という身体からのサイン。境界は「ニーズが継続的に満たされることで形成される」ニーズを感じ→応答→境界が育つ責任とは「応答する能力」反応(reaction)ではなく応答(response)応答とは...
気づき

思考には快感がある。依存は「体験そのもの」と一緒にいられないときに起きる。

私たちは「かんじる」ことを無視して思考へと切り替えることに、依存してしまうことがある。依存は:・内的空白にいられない・退屈に耐えられない・不快をすぐ消したい・今をそのまま感じられない依存は「体験そのもの」と一緒にいられないときに起きる。つま...
気づき

気づく「認める」味わう・寄り添う……ができない理由

癒しがおきるのに必要な要素「気づく、認める、味わう、寄り添う」この「認める」が難しい、できない……その背景でおきていることについてです。「認める」には何が必要か?感じる余裕(神経系の容量)境界(これは“私の体験”と言える感覚)安全(感じても...
癒し

うつとは「かんじない」ためのボリュームダウン。

参考資料:Getting Our Bodies Back: Recovery, Healing, and Transformation through Body-Centered Psychotherapy (English Edition...
身体

なぜ、人は身体から離れるのか?(依存行動の5つの特徴)

依存とは「解決されない痛み」から身体を切り離し、反復的な行動で麻酔するプロセス。依存から抜ける道は「外へ逃げる」のではなく身体の中を通っていくこと。依存とは依存とは、幼少期に学習された、一貫して満たされないニーズに対する“身体的反応のパター...
ワーク

“安心に戻ってこれる神経回路”を育てるワーク

不快をなくすより先に、“戻ってこれる回路”を育てる。痛みの中だけを見ない。安全も同時に見ていい。これは「痛みを我慢する」でも「痛みを消す」でもなく、神経系に“安全な場所も同時にある”と教える練習ワークですペンデュレーション(振り子運動)とい...
ワーク

「ズレる → 気づく → 戻る」という調律ワーク

安定した自律神経は3つの層を「行き来できる」特定の層に固定されずに、その都度バランスがとれるInside(内側)を感じながら、Borders(境界)を保ち、Outside(関係・空間)に呼応するズレる → 気づく → 戻るこの往復そのものが...
身体

視点をつかったグランディング(オリエンティング)

考える前に、見て・聞いて・感じてみる。安全は「外から届くこともある」迷ったら、外を3つ見る。体が「いま大丈夫」を思い出す。心理用語におけるオリエンティング(定位反応)とは周囲の音・光・物を五感で確認し、体に「今は安全」と知らせる自然な反応。...
癒し

つながり・安定の「腹側迷走神経を育てる」

安全に接続できる神経回路を「繰り返し太くする」交感が上がっても腹側が同時に保たれ背側が作動しない“幅”腹側優位・交感共存・背側不作動、この同時性。🎼 たとえるなら腹側=土台の床交感=音量背側=ブレーカー器が広い人は、音量上げても床が揺れない...
気づき

余白時間:なんでもない自分でいることが許されている時間

いまの社会は身体が周縁化された社会Inside(身体の声)よりOutside(外部評価)が優先される社会周縁化=端っこ(周縁)に追いやられる、価値の優先順位から外されている。数値・データ・効率正解/不正解で判断速さ・成果・生産性が価値言語化...