心理的成長には、
vulnerability(傷つきやすさ)
が必要です。
本当の意味での
- レジリエンス(回復力)
- 勇気
- 自信
- 決断力
は、傷つきやすさを失った状態からは生まれない
感情を閉じると「成長も止まる」
子どもが傷つくことを避けるために、
感情を閉じてしまうと、痛みだけでなく、
- 学び
- 好奇心
- 親密さ
- 自己表現
も弱くなります。
感受性のシャットダウンは、空虚感(emptiness)を生む
さらに、
- 退屈さ
- 現在への注意力の低下
- 刺激への依存
につながるとも述べています。
そして、過剰刺激を求めるようになる
感情が閉じると、内側の充実感が減ります。
すると、
外側の刺激で埋めようとする。
例として、
- 競争的なゲーム
- 絶え間ない騒音
- 危険な行動
- 商品への執着
- 依存症的行動
などを挙げられています。
そして
消費社会はそこを利用する
現代の消費社会は、子どもたちの
「つながりの欠如」
を利用していると言います。
企業が子どもの心理や感情を非常に詳細に研究し、
利益のために利用していると指摘しています。
1983年、企業による子ども向け広告費は約1億ドル。
しかし30年足らずで、
約150億ドルにまで増加したと紹介されています。
本来ほしいのは「モノ」ではない
子どもたちが本当に求めているのは、商品ではなく
つながり
しかし広告は、
「その商品を持てば受け入れられる」
「それを買えば仲間に認められる」
というメッセージを送り続ける。
その結果、
人との関係で満たされるはずの欲求が消費へ向かってしまう。
一言でまとめると、
感受性を失った子どもは成長しにくくなり、
その空虚さを埋めるために
「外側の刺激や消費へ向かいやすくなる」
という方向です。
参考図書:The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (English Edition) Gabor Maté MD (著)
