痛みや不快感への「注目習慣」をほどくワーク

ワーク

ワーク動画

もっと楽になりたい……から
ソレを気にし続けている

その「注目しつづけている習慣」に気づいてみます

もしかしたら、その不快さ以上に……

ソレに注目・気にし続けていることが
不快さや生きづらさ 「そのもの」かもしれません

そのことに(気づいて……) ちょっとズラしてみる
そんな30秒でできるワークのご紹介です。

「気にしている=注目習慣」に気づいてみる

直したい、修正したい、改善したい
そのような対象であればあるほど
それを気にし続けている(注目しつづけています)


ああ、また痛い
(いつもの注目習慣
また、いつものコレだ
(いつものソレに注目する)

または

  • いつもの不快感(いつもの注目する感覚)
  • いつもの感情(いつもの注目している感情)
  • いつもの思考(いつも注目する思考内容)
  • いつもの見方(スキャンの仕方)
  • いつもの構え(身構え・警戒・管理)
  • いつもの物語(“またこれだ” “私はこういう人”)
  • いつもの役割(耐える人/治す人/分析する人)

それに注目する癖が、
いつものあり方になっている

そして「ソレに注目して、
いつものソレに沿うように生きる」が起きている

“そのような注目習慣が起動してる”ことに気づいてみます。

慢性痛など「いつも・ある・ソレ」を見た瞬間に、

  • 注目がソレに刺さる
  • 身体が固まる
  • 思考が早くなる
  • “治さなきゃ” が立ち上がる

この 「注目習慣そのもの」を、痛みと同格(対象)として扱う。

痛み(コンテンツ)ではなく
注目のしかた(プロセス)を観察する

ここに切り替わるだけで、
慢性パターンの不快さの
強度を強めている
注目パターンから一段外に出やすい。

「いつもの注目」をほどく

いつもの痛みなどに気づくと共に
「いつもの私」が立ち上がる なら……

  • ❌「私は慢性痛の人だ」
  • ✅「“慢性痛の私”という自己像が起動した」
  • ✅「その自己像に 注意 してる」

神経系の防衛として
立ち上がっている
パッケージセットであることが多い。

だから 論破しない(=反応しない)

ただ「起動」を見つけて、
形状を見て、1mmズラすだけ。

実践:「注目習慣ほどくワーク」

目的:不快さ“そのもの”より、注目習慣をほどく

1)ソレとの同一化に気づく

痛み・不快を見つけた瞬間に、まず言い換える:

  • ❌「痛みがある」
  • ✅「痛みに注目している
  • ✅「“いつもの痛みへの注目モード”が起動した」

ここで目的は
“説明”じゃなくて、
同一化を1段はがすこと

2)その注目度を1〜10で測る
(注目習慣を数値化)

その「注目の強さ」を数値で例えてみる

「いま、痛みに向いてる注意度(注目の強さ)は 10段階でいくつ?

そして、その数値を ±1だけ 動かしてみる
(上げても下げてもOK)

例:2(薄い)/5(そこそこ)/8(かなり吸着)/10(張り付き)

ここでのポイント
痛みの強さじゃなくて
“注目の強さ” を測ること。

3)その注目の形状(ようす)だけ見る

次のどれかだけ答える(分析しないでOK)

  • その注目の仕方は
    「一点」?「面」?「全体」?
  • 注目しているときの「カラダのかんじ」は?
  • 注目しているときの「呼吸のようす」は?

ここでやってるのは、
痛みの意味解釈じゃなくて 
神経系の運転状態の把握

4)1mmだけズラす

注目を“痛みから外す”じゃなくて、
その痛みのまわりに1mm拡げる

  • 痛みの「外縁(輪郭)」
  • 痛みの「背景(支え:座面、背中、床)」
  • そのかんじの「まわり外側
  • “見てる私”の目・額・後頭部の感覚へ

ポイント:おおきく避けない、ちょっとズラすだけ。

5)もう一回だけ測る(変化が0でもOK)

「いまの注目度は?」

0〜1しか動かなくてOK。

6)最後に「戻す」練習を入れる

慢性パターンに“注目が張り付いていること” が問題だったりするので最後に:

  • いまこの部屋で見えるものを3つ
  • 音を1つ
  • 足裏 or 手のひらを5秒

“痛みから離れる訓練”じゃなくて、
注意のハンドルを取り戻す訓練