フリーズ・テンパり・情報過多のちがい

身体

ベース記事:

Outside(外界:視覚・音・空間)
Borders(境界:皮膚・圧・重さ・姿勢)
Inside(内側感覚:呼吸・心拍・内臓感覚)

たとえば “頭まっしろ” にも、だいたい次の3パターンがある。

1) シャットダウン(フリーズ/背側寄り)

  • 思考が止まる/言葉が出ない
  • 体が重い・動けない・ぼーっとする
  • 目が合わない/視野が狭い or 逆に遠のく
  • そのあと 疲労が残る、眠くなる

“守るために落ちる”感じ。

用語

フリーズ:瞬間的に固まって状況を見極める(“停止して観察”)
シャットダウン:省エネで落ちる/遠のく(“切って守る”)
トニック・イモビリティ:もう無理となったときの“強制停止”(“止められない不動”)

2) 交感神経の過覚醒(テンパり)

  • 焦り・動悸・汗・急いで答えようとする
  • 思考が散る(頭まっしろというより“ぐちゃぐちゃ”)
  • 体は動く、早口になりがち

“守るために上がる”感じ。

3) ワーキングメモリ飽和(情報過多)

  • 早い説明、量が多い、抽象度が高いと起きる
  • 休憩やメモで戻ることが多い
  • 感情の怖さが強いとは限らない

“処理容量オーバー”で一時停止。

「頭まっしろ」の瞬間、体はどっち?

  • 落ちる(重い/眠い/遠のく) → シャットダウン濃厚
  • 上がる(焦る/心臓バクバク/急かされる感じ) → テンパり寄り
  • ただ容量オーバーで、休むと戻る → 情報過多寄り

シャットダウンの「真っ白」は
Outside(視線・評価・音)が強すぎて
→ Bordersが耐えきれず
→ Insideが落ちる(省エネ・遮断)

Insideが落ちてるときに起きやすいこと

  • 頭が真っ白/言葉が出ない
  • 相手の言葉が遠い/意味が入らない
  • 足に力が入りにくい、体が重い
  • 方向感覚、判断が弱くなる。

内側が“深まる”というより、内側が“使えなくなる” 感じ。

そのような場合は、

回復のコツ(Insideに戻そうとしない)

Insideが落ちてるときは、順番が大事で

Outside(定位)Borders(接地)→ それからInside

  • 視線を外へ(Outsideで復帰):部屋の角・窓・色を3つ探す
  • 足裏/背中(Borders:椅子の背もたれに背中を預けるなど“接地”を増やす
  • 入力を減らす:会話を続けるより、入力量を減らすのがコツ

Insideに入るときの安全なやり方

① 体のInsideを“1点だけ”感じる(10秒)

「いま、足裏はどんなかんじ?」
(温/冷、重/軽、しびれ、など“どれでも”)

または「は?」「は?」みたいに1点だけ

コツ:変えようとしない。実況だけ。

② “強度”だけ測る(5秒)

「しんどさ、0〜10でいまいくつ?」

これ、内容に入らずにInsideを回復できる。

③ 感情を“1語だけ”付ける(5秒)

「いまの感じは… びっくり/嫌/緊張/だるい/むなしい どれか近い?」

正解探しじゃなくて、仮ラベルでOK。

④ ニーズを“1個だけ”言語化(10秒)

  • 「いま欲しいのは、距離? 休憩? 安心? 終わらせる?」

ここまでできると、次の行動が決めやすくなる。

「Insideの3点セット」

感覚1つ → 数値1つ → 言葉1つ
(余裕があれば)ニーズ1つ

例:「足が……冷たい。しんどさ7。嫌な感じ。距離がほしい。」