
「左脳さん、右脳さん」というキーワードはネドじゅんさんが作られたものですが、おなじようなキャラクター設定としてジル・ボルト・テイラー博士の著書Whole Brainにかかれている「4キャラクターモデル」というのがあります。

キャラ1 左脳思考
キャラ2 左脳感情
キャラ3 右脳感情
キャラ4 右脳思考
というふうにそれぞれのキャラクター役割がわかれていることを示しています。そして、わたしは勝手にこの4キャラクターをネドじゅんさんの「左脳さん、右脳さん」をもじって……
キャラ1 左脳思考=左脳さん
キャラ2 左脳感情=左脳ちゃん
キャラ3 右脳感情=右脳ちゃん
キャラ4 右脳思考=右脳さん
と呼んでいたりします。キャラクターのイメージとして、そのようなかんじだからです。1、4は大人びているので「さん」2、3は子供ぽいキャラなので「ちゃん」
◆ キャラ1
(左脳さん:秩序・管理・時間・計画)
過去と未来をつなぐ
社会・役割・正しさを担う
「私はこうあるべき」
思考円モデルで言うと
→ 円を描き、円を維持する力
前景(まえにでてききやすい)状況
- 仕事・計画・構造化・判断
- 情報処理が必要なとき
- 「わたしが管理しなきゃ」と思う場面
悪者ではない
ただし、前に出すぎると
「考え続ける私=私」になる
神経系状態
- 交感神経寄り
- 集中モード
◆ キャラ2
(左脳ちゃん:恐れ・不安・怒り・自己嫌悪)
傷ついた記憶
防衛反応
サバイバルモード
思考円モデルで言うと
→ 円の内側で回る感情エネルギー
前景になりやすい状況
- 批判、評価を気にする
- 人間関係の緊張、恥、恐れ
- “ちゃんとやらなきゃ” と責任感が強すぎるとき
(まさに……トラウマ記憶のストーリーテラー)
ここも「問題」ではない
問題化されると
→ 感情をどうにかしようとする思考 が増える
神経系状態
- 交感神経/背側迷走神経の揺らぎ
- 緊張・収縮・縮こまり
◆ キャラ3
(右脳ちゃん:今・遊び・好奇心・身体感覚)
- 子どものような喜び
- 評価がない
- 時間感覚が薄い
思考円モデルとの関係
→ 円の中にいるけど、円を気にしていない
ワークや身体感覚がここを入口にする理由
前景になりやすい状況
- 芸術、創作、自然の中
- 身体感覚を感じているとき
- 安全な人とのつながり
- 楽しい、ワクワク
神経系状態
- 腹側迷走神経優位
◆ キャラ4
(右脳さん:静けさ・空間性・愛)
- 「私」と「世界」の区切りが弱い
- ただ在る
- 宇宙の一部という感覚
SHAlica的に言うと
👉 もっとも「背景」に近い自己モデル
(が、ここを“体験として掴もうとするとズレる”)
前景になりやすい状況
- 深い静けさ
- 今ここに落ちた瞬間
- ゆだね・委ね・受容の状態
- 相手の話を“ただ聞いている”とき
- 慈愛、感謝に開いているとき
神経系状態
- 腹側迷走神経が非常に安定
- 温かさ・広がり
いわゆる、キャラ3右脳ちゃんやキャラ4右脳さんが前景化しているときが「右脳優位、右脳温泉」とよばれるような意識状態ですが、
おなじ右脳でもキャラがだいぶ違います。
(逆に、キャラ1左脳さんやキャラ2左脳ちゃんが前面にでている前景化しているときが「左脳過剰」とよばれるような意識状態といえます。)
わたしの中では
キャラ3右脳ちゃん
=崖の上のポ二ョみたいなキャラ
キャラ4右脳さん
=ポ二ョのお母さんグランマンマーレ
右脳ちゃんは「落ち着き・静けさ」というよりも、自由奔放なイマココ100%の幼稚園児のようなキラキラ元気な存在。こどもっぽい。ポニョやドクタースランプアラレちゃんです。
落ち着いた静けさは、やはりキャラ4右脳さんが前景化しているときのかんじだとおもいます。
思考円と4つのキャラクター考察
- キャラ①②
→ 円を描き、円を回す - キャラ③
→ 円の中で遊ぶ - キャラ④
→ 円が“円だとわかる位置”に近い
SHAlica的まとめ
4キャラクターは
「私を生きるための道具」であって、
〈私そのもの〉ではない。静けさはどのキャラにも属さず、
すべてが現れては消えていく背景として、すでに在る。


