気づく「認める」味わう・寄り添う……ができない理由

気づき

癒しがおきるのに必要な要素

「気づく、認める、味わう、寄り添う」


この「認める」が難しい、できない……
その背景でおきていることについてです。

「認める」には何が必要か?

  1. 感じる余裕(神経系の容量)
  2. 境界(これは“私の体験”と言える感覚)
  3. 安全(感じても壊れないという感覚)

このどれかが欠けても「認める」ことが難しくなる。

① 「感じる」ことが危険だった
(トラウマ的背景)

たとえば

  • 感じたら怒られた
  • 泣いたら無視された
  • 怒ったら見捨てられた

→ 神経系が学習する「感じる=危険」

その結果:

  • すぐ外のせいにする(Outsideへの投影)
  • 思考に逃げる(Outsideにズレる)
  • 身体感覚が薄い

これは“未熟”じゃなくて適応

② 境界が育たなかった
(融合・共依存背景)

たとえば

  • 親の感情を背負ってきた
  • “いい子”役割をやってきた
  • 他人の期待が自分の感情より優先

→ 自他の区別(境界:Borders)が曖昧

「これは私の感じていること」
そう認めることが境界が薄いとむずかしい
 Bordersがまだ形成途中 )

③ 背側優位(シャットダウン)

そもそも

  • 何も「感じない」
  • ぼんやりする
  • 空虚

認める以前に「気づく」が起きない
→その場合はまずリソースから。

④ 交感過多
(外のせい:責めることで安定)

  • 「あの人が悪い」
  • 「状況が悪い」

怒りや正しさを外に向けることで
メンタルを安定させてきた習慣がある
「認める」を避けるための緊急安定策
:Outsideへの逃避傾向

この怒りの奥に

  • 無力感

がある場合が多い。

⑤ shame(恥)が強すぎる

認めるは「これは私が感じている」と言うこと。
でも、

  • 感じている自分=ダメ
  • 弱さ=価値がない

と学習していると、
認める=「自分を有罪にすること」
のように感じる。

だから「これは私が感じている」ことを避ける
→「認める」ができない

まとめ

「認める」ができない理由は

  • 神経系がまだ安全じゃない
  • 境界が弱い
  • 感じる容量が小さい
  • 恥が強い

=人格の問題ではなく、容量の問題。

IBOでいうと:

  • Insideに入ると落ちる
  • Bordersがない
  • Outsideへの逃避傾向がある